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全国高等学校総合文化祭東京大会参加

投稿日時: 2022/08/31 音楽部

8月3日(水)、4日(木)に池袋の東京芸術劇場にて開催された第46回全国高等学校総合文化祭東京大会2022合唱部門に参加させていただきました。

前日3日には交流会が行われました。開催県の東京都の生徒が、合唱曲の曲当てクイズを生演奏で行ったり、東京の名所名物について、ユーモア溢れるクイズで紹介してくれたりしました。後半は、東京の合同合唱団と各県の代表者による合唱団の公開練習を合唱講習会という形をとって行われました。

翌日4日の演奏会は、各県の様々な演奏を聴くことができました。3人で参加された静岡県もありました。10校前後の学校での合同合唱団も多々見られる中、松山女子高校はこの大会で2番目に多人数の合唱団としてステージに立ちました。1曲目に披露したのは、令和2年度卒業の本校音楽部員が作詩した「奇跡の空間」です。「閉ざされた扉、消されたカレンダーのスケジュール」、「生まれかわってもずっと一緒に歌いたい」。おそらく、コロナ禍で同じ思いをしたであろう多くの高校生の胸にも響いてくれたものと思っています。2曲目には、今年度の合唱連盟のコンクールでの自由曲の終曲をご披露しました。「奇跡の空間」と同じく、土田豊貴先生に委嘱した作品です。終曲のエンディングの歌詞は「お元気ですか~生きていますか~」となっており、コロナ禍でもたくましく、楽しく、元気に!という気持ちに、会場の皆さんにもなってもらえたらと、思いを込めて歌いました。東京芸術劇場のホールはとても響きが良く、残響が残って、それがとても心地よかったです。このようなホールで歌える機会もなかなか無いので、生徒にとっても貴重な経験となりました。また、運営に当たる生徒たちの堂々とした話しぶりや的確な指示など、高校生としても見習うべき点がたくさんあり、刺激を受けたことと思います。コロナ禍でなければ、もっと多くの他県の先生や高校生とも交わり、交流を深めたかったと感じました。それでも、ホールで観客のいるところで歌える喜びは格別で、実施できたことが何よりと思っています。

こうした制約の多い中、大会を開催して下さった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今回吸収したことを今後の活動に生かし、更に人の心に響く演奏を目指します。