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授業探訪①~「歴史を動かす」~

 授業探訪①

「歴史を動かす」 ~知識構成型ジグソー法を用いたAL授業~

 96日、授業力向上研修の一環として1年生の世界史の時間において知識構成型ジグソー法を用いたAL授業が行われました。 今回の授業では時代・地域の枠組みにとらわれず、歴史を動かす要因という大きなテーマに基づいて複数の歴史的事象を取り上げていました。具体的には、「綿織物工業と産業革命」、「大航海時代の大陸間の交換」、「中世の気候変動と人口」です。

 授業者の狙いとしては、世界史の大きな流れや地域間の共時性・共通性、時代や地域を超えた大きな傾向などについての考え方に触れ、視野や見方を広げる機会とし、グローバルヒストリー、環境史、歴史人口学、文化人類学などの要素を取り入れて歴史を多角的にとらえる姿勢を身につけることを目指すという。

 さて、授業であるがメイン課題に取り組む個別活動から始まり、エキスパート活動そしてジグソー活動といつも大人しめな松女生たちも、グループごとに活発な意見交換を行っていた。そして、最後のクロストークであるが、やはり時間が足りない。すべてのグループからの発表を行うことはできなかったものの、すべてのグループからの答えを提示することはできた。もう10分あるとより内容の濃い発表ができたと悔やまれる。

 しかし、内容的には「考える歴史」として生徒個々が「歴史」に対して大きな掴みを体感するこができたのではないかと思われる。そして、歴史事象のみならず、社会全般に係る課題や事象に対しての多面的な見方や考え方の大切さを感じ取ることができたのではないだろうか。

 こうしたものの見方や考え方が、これからの社会において汎用性の高い力、いわゆるジェネリックスキルにつながっていくのだと思います。これからも、松女では一層の授業力向上をめざし、数々の授業研修を続けてまいります。