頂きへ。 音楽部公開ホール練習
「頂へ。」 音楽部ホール練習
中間考査も終わり、10月28日に大阪で開催される全日本合唱コンクール全国大会に向けて、いよいよ最終調整の段階を迎えています。24日は、公開ホール練習ということで多くの保護者や関係者が見守る中、様子を拝見させていただきました。
会場へ入るとピンと張りつめた緊迫感が伝わってくる。日頃よりご支援・ご協力をいただいている先生方も練習への指導にやはり熱が入る。たくさんの保護者や卒業生並びに関係者の方々もたくさん会場へと足を運んでいただいていました。まさに、「オール松女」のバックアップ体制である。ステージへの入退場から歌唱にいたるまできめ細かなチェックや指導、時にはダメだしも入る。
全国のステージで勝負する大変さを肌で感じる。先生方の指示や指導に食い入るように真剣に挑む生徒たち。休みの日から夜遅くまで、生徒たちにとっては、とても大変ではあるが、一方で高校生としてとても名誉なことであると感じとってほしい。
全国で合唱に取り組んでいる高校生がどれだけいるのかわからない。だが、今こうして全国のステージに向けて練習している高校生は、ほんの一握りだけなのだから。貴重な体験、今でしか、そして、この時しかできないこととして、いろいろな重圧や負荷を存分に笑い飛ばし、楽しんでもらいたい。そして、この時間、この瞬間を合唱に取り組んできた一高校生として自らのものとすることができている充足感と喜びを君たち自身の飛躍のエネルギーとしてもらいたい。
次のステージでのパフォーマンスは、君たちにとって間違いなくかけがえのない財産となるだろう。喜び、慈しみ、楽しむ。そんな松女合唱の素晴らしい風を全国に吹きつけてくれることを祈念しています。