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第3学期始業式 校長講話

本日から、3学期が始まりました。

校長講話を掲載します。

 

○おはよう、2022年明けましておめでとう。令和4年がスタート。新しい年を迎えたことはおめでたいが、収束の気配が見えない新型コロナウイルス感染症。3年生は今週末に共通テスト。感染防止のため、放送による始業式。 「密を避ける」「マスク・手洗い・うがいをする」。凡事徹底。
○明治時代から今日まで約140年間、日本での成年年齢は20歳と民法で定められていた。民法が改正され、2022年4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に変わる。民法が定めている成年年齢は「一人で契約をすることができる年齢」という意味と、「父母の親権に服さなくなる年齢」という意味がある。成年に達すると、親の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約ができるようになり、親権に服さなくなるため、自分の住む場所、進学や就職などの進路も自分の意思で決定できるようになるということ。すでに選挙権を得ている人もいるが、できることが増えればそれに伴い大きな責任が生じることに十分注意する必要がある。
〇8日(土)の個別相談会でうれしいこと。保護者の方から「午前中に部活動を終え駅に向かう在校生の皆さんが明るく挨拶をしてくれた、この高校に娘を是非通わせたい」。受験生にあこがれを抱かせる生徒であってほしい。
○空調設備の契約更新に伴い、新たに合宿所や食堂棟への空調設備の設置を考えている。食堂棟2階に関しても、新たな学習空間の構築に向け寄付を募っている。
○今年は12支で3番目の寅年。寅の意味:演く(うごく)。春が来て土から芽を出した状態。
〇歴史を振り返る。24年前(1998年)長野・冬季オリンピック。Google設立。
12年前(2010年)バンクーバー・冬季オリンピック。小惑星探査機「はやぶさ」7年ぶりに帰還。地球と火星の間の小惑星「イトカワ」の微粒子を回収。
〇新たな科学技術を生かした製品にも期待したい。
〇1月の5~7日で世界最大級の家電IT見本市「CES」が米ラスベガスで開かれた。今回は人や物の移動に関わるモビリティー(乗り物)や自動化の分野が主役となり、宇宙関連も話題になった。米ゼネラル・モーターズはピックアップトラック 「シルバラード」の電気自動車(EV)を発表、日本のソニーグループもEV市場参入の本格検討を表明。仏ナイオ・テクノロジーズは、自動走行して畑を耕したり除草したりする車両ロボットを公開。さらに、米ゼロ・ジーは無重力体験サービスを紹介、米シエラ・スペースは宇宙船の実物大模型を展示。
〇シロアリなどの害虫防除を行うさいたま市のナギ産業株式会社。「床下自動点検システム」がこの春、実用化の目途がついた。暗視カメラを搭載した超小型ロボットが床下に張り巡らされたレールを走り回り、隅々まで点検、薬剤散布も遠隔操作で行う。
〇AI(人工知能)が発展した社会でも仲間との協働の中で人の新たな価値と未来を創造していく力が求められている。
〇予想できない社会への対応力。社会や構造の変化を待つのではなく、創っていく気概を持つことをこころがけてほしい。
○ 「歩歩是道場」。禅の言葉。日常の一挙手一投足、そのすべてが自己を鍛える道場だ と言う意味。いつであれ、どんな所であれ、心がけ次第で自分を高める修行の場になるということ。例えば西郷隆盛。西郷は島津久光の逆鱗に触れ、36歳で徳之島にさらに沖永良部島に遠島になったが、八百冊の本を獄舎に持ち込み、猛烈に勉強した。西郷は遠島流罪という悲運な場を、徹底した自己研鑽に励むことで最高の修養の場とした。
○子曰、「学而不思則罔。思而不学則殆。」論語。人から学んだだけで自分でよく考えてみることをしないと、何もはっきりとはわからない。1人で考え込むだけで広く学ばなければ、狭く偏ってしまうことがある。「学ぶこと」と「考えること」はどちらも同じくらいに大事で有り、大切にしてもらいたい。皆さんの学びに通じる。
○3年生。進路実現に向け最後まで力を振り絞る。今週末には共通テスト。  あわてず、あせらず、あきらめず。苦しい時期だが自分の力を信じて。進学や就職で内定をもらっている人。何か一つやりとげてもらいたい。3月に全員が笑顔で卒業を。
○2年生、1年生。それぞれの学年のまとめの時期。次の学年に向けステップを上がるために、目の前のことをしっかりとこなしていってもらいたい。勉強に、部活動に、学校生活全般に対して。
〇各部活動にお願い。各部活動の「お知らせボード」。ぜひ、各部活動の今年の目標や抱負を簡潔に記入してもらいたい。 
○高校は皆さんを成長させる場所。一人一人が充実した3学期を過ごせることを期待。