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3学期始業式

 1月8日(水)9時10分から本校体育館にて3学期始業式・壮行会を実施しました。壮行会については、関東地区高校放送コンクールに出場する2-2井上涼香さんを皆で応援しました。以下に始業式での校長講話を掲載します。

〇2020年あけましておめでとうございます。令和2年がスタートしました。恒例の皆さんの素晴らしい校歌合唱で始められることに感謝します。

〇今年は 干支で1番目の子(ね)年。社会構造が急速に変化する中で、新たな時代を切り開く「始まりの年」と位置付けることができます。「始まり」は 何かできるではないか、何か変われるのではないかと期待しませんか。干支の「子」には「ふえる」という意味もあります。種子の中に新しい生命が芽生える様子を表しており、皆さんそれぞれの新しい芽生えが実る1年になることを期待しています。

〇夏には、日本でオリンピック、パラリンピックが開催されますが、自らの意志と力によって、困難や障害を乗り越えていく競技者の皆さんのように、私たちもさらなる成長に向けて前進する気概を新たにしましょう。

〇科学技術も社会も大きく変化していくと予測されます。例えば、高速・大容量で、遅れや途切れがほとんどなく、多くの機器を同時に接続できる次世代の通信規格「5G」の商用サービスが始まります。車両や医療機器など、あらゆる製品にセンサーをつけ、インターネット通信で遠隔制御する世界が訪れるのも遠くないでしょう。そこでは、膨大なデータが集められ、それらが人工知能AIによって解析され、これまでの作業の効率化や全く違うビジネスを生み出すことになるでしょう。

〇AIも進化しています。進化といえば、ダーウィンが「進化論」で、「変化できるものだけが生き残れる」と唱えました。皆さんには変わらないことの大切さとともに、変わることの大切さにも気づいてもらい、変わることを恐れずにいろいろな場面で挑戦してほしいと思います。

〇その反面、日本は急速な人口減少と高齢化が心配されています。未来を生きる皆さん、どのような対策が必要になると思いますか。ぜひ、自分の頭で考えてください。

〇これからの社会人には「課題を見つけられる力」が求められています。「課題を見つける」言い換えれば「新しいものを見つける」ことです。そのためには 具体的にどのような力が必要になってくると思いますか。周りをよく見ることのできる「観察力」、そこから自分の頭で考えることのできる「思考力」、その考えをしっかりとまとめあげることのできる「構成力」、そして他者にわかりやすく伝えることのできる「表現力」、これらが「課題を見つけられる力」の根底をなします。皆さんの高校生としての活動のすべて、(勉強、学校行事、部活動)が、これらの力を磨きますので、頑張ってください。

〇それに加え、渋沢栄一が「論語と算盤(そろばん)」で使っている忠恕の道、つまり「真心や思いやり」も、多様化する社会にでる皆さんには大事な力だと思います。他者を思いやれる人を目指してください。

〇3年生 進路実現に向け、自分を信じて、最後まで頑張ってもらいたい。内定をもらっている人は、最後に何か一つやりとげてもらいたい。笑顔で卒業式を全員で迎えられることを願っています。

〇2年生、1年生 次の学年に向け、ステップを上がるために、目の前のことをしっかりとこなしていってもらいたい。

〇一人一人が充実した3学期を過ごせることを期待し、話を終わります。