松女Topics

2017年8月の記事一覧

平成29年 全国高等学校PTA連合会静岡大会

 平成29年 全国高等学校PTA連合会静岡大会 参加

 学ぶ 松女PTA ~「有徳の人」づくり~

 824() 25()の二日間にわたり、全国高等学校PTA連合会静岡大会が静岡県小笠山総合運動公園エコパアリーナを全大会会場として開催されました。

 大会には、石川PTA会長、新井副会長、清水副会長そして校長榎本の四名が参加いたしました。大会初日には、静岡大学名誉教授小和田哲男氏による「戦国武将に学ぶ子育てと人づくり」と題した講演会。そして、午後からは科会に分かれての研修会。

 松女PTAは、「ネットトラブルの予防と対策」、「学校教育とPTA~有徳の人を育てる~」にそれぞれ参加いたしました。

 小和田先生の講演会では、戦国時代の多くの武将のエピソードが紹介されました。戦国時代は、まさに弱肉強食の言葉通り、幾田もの「負け組」の武将は歴史の表舞台から姿を消していきます。その中にあって、数々の勝ち組の武将は、なぜ勝ち残ったのか。勝ち組の武将に共通しているのは、子育てと人づくりに成功しているとのことであった。そして、その大切さを身に染みて感じることができたのは、家康や秀吉などいずれも一度大敗北を味わった者のみが、人づくりの大切さを身をもって感じているとのことでした。

 「歴史は鏡である」と言われます。そこに過去を映し出し、未来を照らすのです。資源小国日本の財産はまさに「人づくり」にある。歴史を振りかえり、先人たちの生き様から私たち日本の未来の再認識させられた講演でした。

 続く分科会。 「ネットトラブルの予防と対策」では、()KDDI総合研究所の斎藤主査の基調講演の後、5人のパネリストによるパネルディスカッションが行われました。高校生パネラーの先生(せんじょう)君は、静岡県内の公立高校のパソコン部の部長。「高校生ICTカンファレンス」や「高校生ICサミット」などに代表として参加。大舞台でも臆することのない堂々たる姿で素晴らしいプレゼン力を発揮していました。

  「学校教育とPTA」では、PTA活動を通して子どもたちによりよい学びの場の提供をどのように支援し、学校と連携、協働していくかという視点から、各学校の取組を事例として発表いただき研究協議を行いました。

 翌日の25日には、再び全体会として浜松出身の俳優、筧利夫さんによる講演会、「これがオレの生きザマだ」がありました。講演会は、トークショー形式で行われ、高校時代の思い出や家族との関係等々、筧氏の奔放な生きザマが具体的なものとして伝わってきました。

 今回静岡大会のテーマは「有徳の人」くり~未来のために行動する「一人」を育てよう~でした。「有徳の人」とは、個人てして自立した人。人とのかかわりを大切にする人。よりよい社会づくりに参画し、行動する人とのことです。大きな変革に直面し、先行き不透明な今の日本社会。こうした時代に求められるのは、地域の、日本の未来のために行動する「徳」を備えた人材なのではないでしょうか。
  最後に、ご多忙の中、ご参加いただいたPTA役員の皆様、二日間にわたる研修お疲れ様でした。多くの学校のPTA活動を参考にして、これからも「どうせやるなら、日本一楽しく」をモットーに松女PTAの活動にご協力よろしくお願いいたします。


0

「夏季学習合宿」

 「夏季学習合宿」の始まり!

 夏休みも終盤を迎え、いよいよ今日から23日の学習合宿がホテルヘリテイジで始まりました。国語、数学、英語を中心とした講義と模試、夜には卒業生との懇話会など盛りだくさんの内容となっています。

 快適な環境の中で、参加者全員が有意義な合宿となるよう期待しています。そこで、開校式において次のことについてお話をいたしました。

 「今回の学習合宿では、是非君たちには「勉強」をしてもらいたい。「学習」でなくあくまでも「勉強」にこだわって身をもって体験してもらいたい。「勉強」とは、読んで字のごとく「強いて」「勉める」もの。困難に耐え、無理にでも力を出して頑張ること、これが勉強である。今回ここに参加している君たちはいずれも大学受験を想定してここにいる。受験ではあくまでも正答を忠実に復元する力が求められる。そこには、クリエイティブな想像力や思考力より、愚直なまでに正答を積み重ねていくスキルが必要なのです。その過程は決して楽しいものでないかもしれない。逆に苦しく辛いものなのかもしれない。だからこそ、こうして皆で励ましあいながら、辛さや苦しさを皆で共有しながら乗り切っていくことなのでしょう。君たちだけでない。どんな進学校の生徒たちも同じである。こうした環境の中で「やり抜く力」が試されている。大学入試は、ある意味こうした頑張りの度合いを測るものなのかもしれない。常にテンションマックスで勉強できる人はどこにもいない。そんな中で、もくもくとひたすら勉強をやり続けてもらいたい。こうした力こそが、君たちにとって生涯にわたって成長する力となるものです」

 参加した松女生の表情を見ていると、本当に引き締まった顔つきで「よし、やるぞ」という張りつめた雰囲気感じました。体調に気をつけて頑張りましょう。

0

一般の方を招いて、合唱セミナーが開かれました!

「楽しい発声と易しい合唱」講座
8月22日(火)14:00から本校音楽室において、「楽しい発生と易しい合唱」講座と題し、一般の方を対象に合唱セミナーを開催しました。この講座は、東松山市商工観光課主催の「まちゼミ」として募集され、20名の参加がありました。講師は、本校音楽科の吉田みどり教諭が担当しました。吉田教諭は、昨年度の全日本合唱コンクールで、本校松山女子高校音楽部を日本一に導いた実力の持ち主です。参加されたみなさんは、とても和気あいあいとして、終始笑顔で、合唱を楽しんでいました。吉田教諭の指導に、みなさん「なるほど」と何度もうなづきながら、あっという間に上手になっていきました。

  
0

祝 音楽部関東大会出場 !

 祝 音楽部関東大会出場 !

 819日、さいたま市文化センターにおいて、第60回埼玉県合唱コンクールが開催され、松山女子高校は金賞を受賞し関東大会への出場を決めました。おめでとうございます。また、多大なるご支援、ご協力そして力強い応援を多くの方々よりいただいておりますことに、厚くお礼申し上げます。部員たちは、この大会に向けて猛暑の中でもコンクールに向けた熱い練習に励んできたことかと思います。140人からの部員がステージに上がると会場からもどよめきが沸き起こるほど、松女の存在感はすごかったです。

 合唱では、松女生らしいソフトで繊細な歌声に聴き入っていました。それにしても、松女の次に歌った浦和一女など多くの学校の合唱を聴くと、埼玉のレベルの高さに本当に驚きました。この高いレベルでお互い競い合っている凄さと大変さを改めて実感いたしました。 

 しかし、こうした切磋琢磨できるライバルの存在は、自分自身をより高めていく上には、恵まれた環境と言えるのでしょう。お互いを高めあう関係性の中で、君たち自身がより高みの目標に向かって、自身のステージを高めていけるよう頑張ってください。最後の最後は皆さんの思いの強さです。あらためて音楽部の皆さん、関東大会出場おめでとう

0

第19回関東地区高校生文芸大会

 19回関東地区高校生文芸大会

 テーマ「ふるさと」 ~君たちにとっての「ふるさと」とは~

 818日、さいたま文学館において、「ふるさと」をテーマとした19回関東地区高校生文芸大会が開催されました。当日は関東各都県から200名を超える高校生の参加がありました。

 午前は詩人和合亮一氏による「ともに言葉の橋を架けていこう~書くこと、生きること~」と題した講演会。和合氏は福島県出身で高校で教鞭をとる傍ら詩作活動を行うとともにラジオ福島でラジオ番組「詩人のラヂオ 和合亮一のアクションポエジ」のパーソナリティーを務めるなど多彩な活動を行っています。

 午後は、かくぶんかかいに分かれてのワークショップ「詩の寺子屋」が行われました。松女生は1年生3人を含む12名が参加いたしましたが、さいたま大会ということもあり、司会や発表、そして大会の運営役員などホスト役として大忙しの1日だったのではないでしょうか。

  「ふるさと」をテーマにした今回の関東大会。多くの作品を読んでみると、高校生の「ふるさと」のとらえ方がよくわかる。いつの時代もどんな世代にも変わらない不易な価値があるものだということを再認識できた。幼い日々、家族等々。こうした数々の思いが君たちの未来を切り開く。夢や希望と愛に満ちた君たちの未来の光景を見えた気がしたひと時でした。

 文芸部の皆さん大変お疲れ様でした。


0

中学生部活動体験入部!

 中学生部活動体験入部

  たくさんのご参加、ありがとうございました!

 85日、本校において中学生を対象とした部活動体験が行われました。17の部活動で合計200名をこえる中学生が参加いたしました。また、ご多用の中大勢の保護者の方々にもご参観いただき、まことにありがとうございました。

 高校選択は、今後のお子様の成長に大きく影響を持つものです。だからこそ、学校選びは慎重にならなければなりません。そして何より、直に見て、その学校の空気を感じることが大切です。こうしたことから言うと、今回の部活動体験入部は、「学校を知る」という点ではとてもいい機会といえるのではないでしょうか。

 ご参加いただいた皆さん、わずかな時間ではあったかと思いますが、体験入部はいかがでしたか? 松女のすべてがわかるわけではないかと思いますが、松女の雰囲気や松女生のことが少しでもわかったのではないでしょうか。

 受験勉強で何かと大変かと思いますが、これも成長のひとつの過程で結果として自らをさらに飛躍させてくれるものです。高校生との部活動を通した交流で心をリフレッシュさせることができたのではないでしょうか。

 来年、皆さんとともにこの松女において部活動を楽しむことができたら幸いです。今日は、皆さんお疲れ様でした。






0