2017年11月の記事一覧
三校交流会~みんなで楽しもう~
三校交流会 みんな一緒に楽しもう
11月22日(水)、東松山特別支援学校において、松山高校、松山女子高校そして東松山特別支援学校の三校による交流会が開催されました。開会式では、東松山特別支援学校の内田教頭先生より歓迎のあいさつをいただき、その後、三校の生徒会長より交流会に向けてのそれぞれの意気込みが語られました。とにかく、「みんなで一緒に楽しもう」というコンセプトが共有できたのではないでしょうか。
いよいよゲームが始まると松女生も松高生も松特生も同じ高校生として交流を深め、楽しいひと時を存分に味わっている様子でした。みんなで明るく、楽しく歌って踊って、ゲームをしての三校交流会。本当に素晴らしい交流の場であると感じました。
やはり、障害の有無にかかわらず、誰もが相互に人格と個性を尊重し合える社会は、本当に素晴らしいと思います。障害のある子どもたちと障害のない子どもたち、あるいは、地域社会の人たちとが、ふれ合い、共に活動する機会となっているこの交流会は、双方の子どもたちの社会性や豊かな人間性を育成するうえで、この上ない良い場となっています。人間のもっているすばらしい面に気づき、互いの共通点を認識することにより、自分の生活の姿勢や学習の態度を見直すよい機会となること、思いやりや、やさしさ、いたわりの心が育ち、違和感や偏見がなくなるとともに、同じ社会に生きる人間として互いを正しく理解し、共に助け合い、支え合っていく基盤となると思います。
松特の生徒さん及び先生方、「この交流会を楽しみにしていました」という言葉を聞いて嬉しかったです。受け入れに当たる松特の方々は大変かと思いますが、これからも三校交流会よろしくお願い
します。
埼玉県芸術文化祭地域文化事業2017
埼玉県芸術文化祭地域文化事業2017
フレサよしみミュージック&フラワーフェスタの開催
11月18日(土)、埼玉県芸術文化祭地域文化事業2017のミュージック&フラワーフェスタが吉見町のフレサよしみにおいて開催されました。フラワーフェスタの2017年の新企画としてオリジナルミニブーケづくり体験を行ったとのことです。 さらに・・・ 今年は幸せを呼ぶハート形モニュメントが芝生広場に登場しました。松女の生徒たちも演奏後に記念写真を撮っていたようですが、愛しのパートナーや家族に対してハートの前で感謝の気持ちを伝えられたのでしょうか?
今回は、大ホールで開催されたミュージックフェスタに吹奏楽部と音楽部が出演いたしました。出演団体は①吉見町立吉見中学校吹奏楽部、②埼玉県立松山女子高等学校吹奏楽部、③埼玉県立松山女子高等学校音楽部(合唱)、
④東松山ウインドアンサンブル、⑤滑川町立滑川中学校吹奏楽部、⑥フレサよしみウインドーケストラの6団体(出演順)でした。地元吉見中学校の演奏では、中学生らしくハキハキとした司会進行のもとで、元気な演奏が行われました。吉見中学校では、今日の他にも「フレサよしみ」を利用して、ロビーコンサートや定期演奏会を行っているようです。
松女吹奏楽部は、親しみやすい楽曲として、「コパカバーナ」など三曲を演奏して、明るく元気な演奏を届けていました。音楽部は、今回初めてのミュージックフェスタ。出演団体唯一の合唱部門。吉見中の司会進行からも「全国金賞」のフレーズが何度も紹介されていましたが、いつも通りの歌の素晴らしさが十分届いた歌声でした。
吹奏楽部も音楽部もいろいろなイベント続きで大変だと思いますが、これからも聴いていただける喜びや演奏及び歌える嬉しさのもと私たちにいつまでも幸せを届けてほしいと思います。
ひばり祭 みんな一緒に楽しもう!
~ひばり祭 みんな一緒に楽しもう~
11月18,19日の二日間にわたり、川島ひばりが丘特別支援学校において、第18回 ひばり祭が開催されました。今年のテーマは、「ひばり祭 小中高(みんな)一緒に楽しもう」でした。 開会式では、イメージキャラクターの「ひばりん」も登場して、みんなで明るく、楽しく歌って踊っての素晴らしい開会式でした。
また、作品展示も素晴らしく、訪問教育部の「光の世界」~ステキなランプシェードたち~などは幻想的な光の世界を想像させるものでした。支援・連携部コーナーでは、小中学校での支援席学習の様子や学校支援ボランティア活動、特別支援教育コーディネーターの活動等々様々な活動の様子が展示されていました。エントランスでは、バザーや模擬店もたくさん出店され、たくさんの人で賑わっていました。各種調理パンやクッキーなどの焼き菓子、とてもおいしかったです。さらに、発表企画では小学部、中学部、高等部それぞれが「劇」にチャレンジしていました。高等部の学習発表24分テレビ「えがお」~高Aはみんなをすくう~では、総合司会役の生徒をはじめとしてたくさんの生徒たちが、自分の役を一生懸命に見事に演じていました。担当の先生方とともにかなり練習に時間を割いたのではないかと思いますが、本番の舞台で堂々と本当に楽しんでいる生徒たちの表情や様子を見ることができ、多くの元気をもらいました。どうもありがとうございます。学ぶ 松女PTA
平成29年 高校教育とPTA専門委員会研修会
11月17日(金) 、市民会館うらわにおいて、埼玉県高等学校PTA連合会の「高校教育とPTA」専門委員会における研究協議会が行われました。
今年度、松山女子高校PTAは、この専門委員会の委員長として専門会の運営を行ってきましたが、本日の研修会はその成果を発表する大きな舞台でした。石川PTA会長、新後援会会長をはじめとする松女PTAスタッフ総勢9名がお揃いの松女ポロシャツ(出来立てのホヤホヤ、何とか間に合いました)で研修会を運営いたしました。
研修会は、司会担当の新後援会長と嶋木PTA副会長による開式の宣言から、石川PTA会長の格式高いあいさつで開式行事が滞りなく円滑に終了し、東西南北各地区からの実践発表へと移ります。
発表校は、東部地区越ヶ谷高校、西部地区は越生高校、南部地区は上尾高校、北部地区は熊谷工業高校の四校でした。どの学校もそれぞれの学校の特色及び地域の特性を生かした独自の取り組みを行っていました。
常に工夫改善に努め、日々進化するPTA、感動的な高校生活をバックアップするPTA、学校愛を支えるPTA、宇宙のとびらを開き、世界で活躍できるスペシャリストの育成を支援するPTA等々。各学校の取組を聞いて感じたのは、学校と保護者、そして地域と一つになって子どもたちを育てていく、いわゆる「PTCA活動」こそが、子どもたちの成長をはぐくんでいく第一歩となるものだということを改めて実感いたしました。
最後に、委員長校として研修会の運営や進行においていろいろと至らぬ点があったかと思いますが、ご容赦いただければと思います。また、今回の運営において協力校として越谷南高校、上尾高校、妻沼高校のPTAの皆様におかれましては、会場や受付、そして記録などご協力をいただきました。改めて感謝申し上げます。
そして、ご多忙の中、ご参加いただいた松女PTA役員の皆様、お疲れ様でした。多くの学校のPTA活動を参考にして、これからも「どうせやるなら、日本一楽しく」をモットーに松女PTAの活動にご協力よろしくお願いいたします。
学校共同参画セミナー (第二回 学校評価懇話会)
~ 学校と生徒会とのコラボ企画 ~
11月13日(火)、学校評議員会が終わったのちに、第二回学校評価懇話会を行いました。今回の学校評価懇話会では、生徒の皆さんや保護者の方々の松女へのコミットメントをより高めるため、学校共同参画セミナーとして女子会トークをワールドカフェ方式で実施します。
松女がより善くなることとは? 凛とした松女生とは? などなど。参加した皆さんの思いや意見を交換することで、様々なアイデアや課題などが確認できたのではないでしょうか。
そもそも、ワールドカフェとは、「カフェ」にいるようなリラックスした雰囲気で、少人数に分かれたテーブルで自由に話をし、時々メンバーを入れ替えて話し合いを発展させていく方法です。J.ブラウン氏とD.アイザックス氏により1995年に提唱されました。「知識や知恵は会議室の中から生まれるのではなく、人々がオープンに会話でき、自由にネットワークを作ることのできる『カフェ』のような場所でこそ作り出される」という考え方から生まれたものです。
さて、当日は生徒及び保護者と地域そして学校評議員の方々が参加され総勢30名をこえて各グループ単位での話し合いが行われました。また、会の進行は国立女性教育会館のファシリテーターの三名の方々に担当していただきました。
今回のテーマは、「社会で活躍する松女生って」。その議論に入る前にまずは、そもそも松女生ってどんな生徒ということで「松女生あるある」から始まりました。
・早弁ができる ・彼氏がいない ・松女ダンスが踊れる ・礼儀正しい ・挨拶がよくできる ・気配りができる
・身だしなみがよい ・清楚等々 他にもたくさんありましたが、こうしたいわゆる松女生イメージは誰がというわけでなくほとんどの参加者の間で共通する松女生のイメージでした。
ここから、「社会で活躍する」とは。そのために「何が必要なのか」などグループを移動しながら、活発な意見交換でできました。最後に、今すぐにでも、明日からでも自分ができること。それを自身への誓いの言葉として書き込んでもらいました。
今回初めての試みでしたが、参加者のアンケートからは、一様に「良かった」の声が上がり学校共同参画セミナーとしては成功と言えるものと感じています。しかし、全体として時間が短かったのが反省点です。トーク会は一時間で考えていたのですが、アンケートにも意見が多かったように、もう少し意見交換の時間を持ったほうがより話し合いが充実したように感じました。こうした検証を踏まえてさらにグレードアップした共同参画セミナーを企画していきたいと思います。ご多用の中ご参加いただきました各委員の方々ありがとうございました。
第二回 学校評議員会
11月13日(火)、第二回学校評議員会が本校において開催されました。各評議員の方々たにおかれましては、ご多用の中ご出席いただきましてありがとうございました。
各学年の授業見学行った後、校長室において学校経営について様々なご意見を伺いました。会議の中では、在校生へのアンケートに基づいた情報分析の必要性、主体的・対話的な学びの手法の必要性、目標を持つことの大切さ、学校の強みをわかりやすいキーワードで情報発信していくことなどが課題として取り上げられました。一方、「落ち着いた生徒や校風を求めて希望する生徒が増えている」「地域との交流や情報発信などから地域からの信頼が厚い」「学校力としてはトップクラス」「保護者の方々やママ友たちからの評判がとても良い」など松女の素晴らしさをあげられたご意見が多数ありました。
今後も、地域から信頼される進学校として生徒や保護者のニーズに迅速に応えていける学校として輝きを放っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
地域のCSR活動 学生応援プロジェクト
ロビーコンサート in ニューサンピアおごせ
11月14日(火)の埼玉県民の日、松女音楽部がニューサンピアおごせにおいてロビーコンサートを開催いたしました。当日は、駐車場が満車になるほどたくさんの方々の来場がありました。たくさんのご声援、ご支援ありがとうございます。
さて、10月、大阪で行われた全日本合唱コンクール全国大会で昨年に続き金賞(大阪市教育委員会賞)を受賞した松女音楽部さすがでした。1,2年生で構成された今回のロビーコンサート。来場された皆さん、いかがだったでしょうか? 彼女たちもまた、先輩方の情熱やハートを受け継いで自分たち自身で試行錯誤を繰り返しながら、新たな松女音楽部の歴史を創り上げていくことになります。これからもたくさんの応援をよろしくお願いいたします。
ところで、今回の「ニューサンピアおごせ」さんでのロビーコンサートですが、松女では筝曲部、空手道部、音楽部とロビーコンサートをさせていただいています。また、1月には、再び筝曲部そして書道部と続いて開かせていただきます。こうした発表の場を設けさせていただいている「ニューサンピアおごせ」さんには本当に大変お世話になっています。こうした活動は、「ニューサンピアおごせ」さんのCSR活動の一環として企画されている学生応援プロジェクトとして開催させていただいているものです。
みなさんは、CSRと言う言葉をご存知でしょうか? CSRとは、「Corporate Social Responsibility」の略語で、日本語に訳すと「企業の社会的責任」という意味になります。一般的には、収益を求めるだけなく、環境活動、ボランティア、寄付活動など、企業としての社会貢献の活動を言います。企業が倫理的観点から事業活動を通じて、自主的(ボランタリー)に社会に貢献する責任のことなのです。
こうした支援活動のもと私たち松山女子高校も地域や社会に対して、その教育資源を還元するといった社会的責任を負っているのかもしれません。造語でいえば、SCR(School Social Responsibility)でしょうか。これからも、地域のランドマークとしての自覚を持ち、学校としての社会貢献の活動を続けていきたいと思います。
「吉見大作戦2017」 見てよし! 聴いてよし! 食べてよし!
第27回武蔵丘祭
「吉見大作戦2017」 見てよし! 聴いてよし! 食べてよし!
今年で27回目となる武蔵丘祭が開催されました。今年のテーマは「吉見大作戦2017」 見てよし! 聴いてよし! 食べてよし!です。これは、学生たちが大作戦と銘打って、武蔵丘祭にお越しいただいた皆様に、目・耳・口どの部分からでも楽しんでいただきたいと、様々な行事を準備し、おもてなしをしたいという意気込みなのだそうです。
そのおもてなしのメインディッシュとして、わが松女書道部が招待されました。さすがに1,2年生のパフォーマンスも堂々としたものです。川合学長や後藤理事長も書道パフォーマンスは初めてということでしたが、とても感激していました。また、本日は、大東文化大学などで講師を務めている書家の川合広太郎氏も参観され、川合氏直々に講評をいただきました。終了後には、部員全員に励ましのご指導をいただくというサプライズもありました。
毎週のように続くイベント出演で体調管理も大変かと思いますが、そこは体育会松女書道部?として今後も素晴らしいパフォーマンスを見せてください。
最後に、保護者の方々もお手伝い等々で大変ですが、皆さんのサポートあってのパフォーマンスですので、これからもよろしくお願いいたします。
「生きるってシアワセ」
11月9日(木)の5、6時間に保健講話として全国骨髄バンク推進連絡協議会顧問でいらっしゃいます大谷貴子 (おおたに たかこ) 先生を講師に招いて、「生きてるってシアワセ」と題したご講演をいただきました。大谷先生は、大学院生の時に白血病の宣告を受け、その後母親からの骨髄移植を受けて一命をとりとめた。その一方で提供者が見つからずに命をおとす人を目の当たりにして、大谷さんは「誰もが骨髄移植を受けられる世の中」をめざして日本初の骨髄バンクをつくるプロジェクトを設立し、全国骨髄バンク推進連絡協議会の会長として長らく活躍されていました。
現在は、顧問として活動をサポートする一方で、自らの骨髄移植の経験をもとに白血病患者の方々への支援の和を広げるために全国各地において講演に精力的に取り組んでいるのです。
皆さんは白血病と聞いてどんな印象を持つのだろう。毎年6000人以上もの人が発症する血液のガン。不治の病でしょうか。闘病の末、女優の吉井怜や俳優の渡辺謙のように復帰できた人もいるが、歌手の本田美奈子さんや女優の夏目雅子さん、漫才師カンニングの中島忠幸さんなど、克服できなかった人も少なくない。今は、医療も進歩してはいるものの、大変な病気に変わりはない。
それにしても、大谷先生のパワーは凄かった。私は以前にも大谷先生のお話を聞いたことがあるのですが、その時よりも数段パワーアップしていました。講演終了後に、「先生のそのパワーの原動力はどこから来るのですか」と聞いてみると、「いや、単なる大阪のおばちゃんやけど、やっぱり怒りやね」と言っていました。
自身が直面してきた、社会の様々な不条理。こうした不条理を単に受け入れるだけでなく、自らの力で切り開いていこうとする心意気が、まさに大谷先生の「生きる」原動力なのだろうと感じました。先生の講演や諸々のお話をお聞きして、本当に「生きるってシアワセ」なんだと感じました。
病と闘いながらも充実した素晴らしい時間を過ごした人々。病を患い、喪失体験を積み重ねながら、それでも絶望せずに生きた人たち。人の生き方には様々なストーリーがあります。生徒諸君には、今日、そしてこの講演を機に「生きることの尊さ」を肌で感じ、だからこそ、どう生きるかを考えてほしいと思います。
小学校との交流会を行いました。
青鳥小学校と1日交流を行いました。
11月9日(木)、松女生45名が近くの青鳥小学校との1日交流会に参加しました。70万人体験活動の一環として、異年齢や異世代の児童や小学校教職員と触れ合う交流活動をとおして、問題解決能力やコミュニケーション能力を身に着けさせることを目的としています。また、社会参加意欲やボランティア意識の向上もねらいとしています。朝8時に集合し、授業で先生のお手伝いをしたり、児童と一緒に給食を食べたり、掃除をしたり、風が強い中校庭で一緒に遊んだりと、とても充実した一日でした。参加した松女生の中には、青鳥小学校の卒業生で、将来この交流会に参加したくて松女に入学したという生徒もいました。夢が実現できましたね。当日は、多数の青鳥小学校の先生方にお世話になりました。ありがとうございました。参加者の中から、必ず、小学校の先生になる生徒が出てくるとことでしょう。