2018年2月の記事一覧
松山中学校 松女訪問
「高校とは」 ~満足する高校選び
2月14日(水)、東松山市立松山中学校の2年生女子全員(71名)が、上級学校見学ということで松女を訪問しました。松中の代表者からは、「今の時期は3年0学期。この時期の過ごし方が大切」との頼もしい言葉から松女訪問が始まりました。
松女訪問の内容は、校長からのあいさつ及び高校説明、松山中学校卒業の生徒による学校説明、そして最後に6時間目の授業見学及び校内見学です。
はじめの説明では、「高校を選ぶ」をテーマに中学生が高校を選ぶにあたり、気を付けてもらいたいことや心がけてほしいことを中心にプレゼンを行いました。「高校選び」の主な内容は、次の通りです。
1.「高校とは」について改めて考える・・・高校で皆さんは大きく成長します
義務教育ではありません。自分で選び、自分の力で入学します。でもそこには、生涯を通じて夢や目標を共にする友人に出会えます。
2.高校選びのポイント・・・自分の目で直に見てください
実際に高校に行って、まずは①学校を見る~学校の空気を感じることできます、②生徒を見る~生徒の満足度が感じられます、③授業を
見る~生徒の志を感じることができます。
3.満足する高校選び・・・ 高校選びには高校の校風を大切にしてください
どんな高校がよい高校? やはり、皆さんが高校生活を通じて成長できる学校。成長するために何が大切なのか。規律正しい校風こそが成長の推進力となります。
以上、「高校選び」の説明後、後半は「松女の学び」をテーマに「凛として輝く」松女の宣伝をさせていただきました。この後に続く、松中卒業生の話は見事でした。松女の雰囲気から自分自身にいたるまで素晴らしい話でした。その表現力に象徴される「伝える力」なのでしょうか。私たちも顔負けのプレゼンスでした。中学生から見ると2年の違いを、高校生との違いをこんなにも感じたことはないのではないでしょうか。
先輩による話の後、授業見学、施設見学で高校訪問が無事に終了しました。
今回の学校訪問はいかがでしたか?高校理解するについて少しでもお役にたてたのでしょうか?いずれにしても、2018年が皆さんにとって、大いなる成長進化となる年となることを祈念しています。受験勉強頑張ってください。それでは、松女でお待ちしています。
松女予餞会
松女予餞会
~「さらばセーラー 新たに輝くスーツの私」~
2月13日(火)、松女予餞会が体育館にて行われました。プログラムは、Ⅰオープニング Ⅱビデオレター Ⅲ有志団体 Ⅳスライドショー Ⅴ 学年団教員 Ⅵエンディング という内容でした。オープニングで3年生の入場時からいつになく松女生のテンションが上がっていて予餞会を楽しみにしている様子が伺えました。
ビデオレターでは、各部活動から3年生へのメッセージです。ベタではありますが、やはりなくてはならないテッパンもの。それぞれの持ち味を生かしたユニークで気持ちのこもったメッセージが届けられました。
有志団体では4つのグループが参加しました。四番目に登場したJK-POPのパフォーマンスは、今日限りの限定ラストパフォーマンスだったようです。たくさんの生徒たちかステージ前でノリノリの様子でした。
そして、スライドショー。長いようで本当に短かった3年間。スライドとともに、数々の思い出が思い出されたのではないでしょうか。たくさんの歓声と悲鳴が3年間の時空をあらためて感じさせてくれました。そして、最後学年団の先生方、お疲れ様でした。練習は大変だったかと拝察いたします。皆さんの気持ちに生徒たちは大歓声で盛り上がっていました。
さて、3年生の皆さん、いよいよ卒業が近くなってきました。今日、皆さんの旅立ちを祝して行われる予餞会は、1,2年生が皆さんへの感謝の気持ちをこめて企画・運営したものです。
そして、今年の予餞会のスローガンは、「さらばセーラー、新たに輝くスーツの私」。久しぶりに袖を通した松女のセーラーはいかがだったのでしょう?卒業式を控えた卒業生の気分を感じたのでしょうか? それとも、松女に入学して初めてセーラーに袖を通した意気揚々とした気分を思い出したのでしょうか?
いずれにしても、様々なセーラーに対する、そして松女に対する思いを胸に、後輩の気持ちと心意気を自身の旅立ちへの糧として受け取ることができましたか? それと同時に後輩の姿を改めて見ることで、新たな気づきや新たに見えてくるものがきっとあったかもしれません。君たちが、今日見て感じたことを通して、やはり「あ~、松女生でよかった」との思いを強く感じほしい。
拝見 松女書道展
~ 紅白に松女書道部がやってくる! ~
2月9日(金)から11日(日)までの4日間、東松山市民文化センターで平成29年度 松山女子高校書道展が開催されました。10日(土)にパフォーマンスも披露されるということで、書道展を拝見させていただきました。
当日は、大変ご多用の中にもかかわらず東松山市長の森田市長様、東松山市観光協会会長の内山会長様をはじめとする、本当に多くの皆様方の御来場をいただきました。このように盛大に平成29年度県立松山女子高校書道展が開催されましことに心よりお礼申し上げますとともに、日頃より皆様方の温かいご支援、ご声援をいただいておりますことを改めて感謝申し上げます。誠にありがとうございます。
皆さんもご承知の通り本校書道部は、東松山市観光大使として地域の行事やイベントでパフォーマンスを披露するなど多方面において大活躍しています。今回のパンフレットで紹介されている活動状況をあらためて見ますと、東松山はもちろん、川越や熊谷、飯能に至るまで、その活躍は県内全土に及んでいます。
そして、私自身の2018年はテレ玉の「東松山から福を呼ぶ」で始まりました。皆さん、ご覧いただけましたでしょうか。年末の熊谷でのラグビートップリーグでのパフォーマンスでは、強風の中で大変な状況でしたが、元旦は天気も良く素晴らしいパフォーマンスを視聴者の皆様に届けることができたのではないでしょうか。
こうした活動は、個人的にはSSR活動(School・Social・Responsibility)と呼んでいるのですが、地域から信頼される学校として、地域に貢献することが松女としての社会的責任であると考えています。そして、それをまさに最前線で体を張って頑張っているのが、この書道部なのです。そして、こうした活動が単なる一部活動を超えて地域のそして東松山市のさらなる発展とPRに大きく貢献できていることを生徒たちは活動を通じて肌で感じるとともに部員一人ひとりの大きな誇りと自信となっているものと思います。
一方、当たり前ですがパフォーマンスが本業ではありません。近々でいえば、第26回国際高校生選抜書展(書の甲子園)においては団体で北関東地区準優勝、個人でも入賞3名、入選12名、12月には平成30年度の全国高等学校総合文化祭(長野県) 出展決定いたしました。日々の地道な練習あっての実績。こうした実績あってのパフォーマンスです。まさに、書道部で掲げられている言葉「凡事徹底」といえるのではないでしょうか。
こういっては、部員に申し訳ありませんが、決して書道エリートではない普通の生徒たちが普通に入学・入部し、ただし普通以上に練習を積むことで普通以上の実績を残す。これが松女書道部の醍醐味であるとともに強みであると私は自負しています。
最後になりましたが、こうした晴れの舞台の陰には、いつもたくさんの保護者の方々にご協力いただいています。皆さんのご協力なくしてこうした活動はできないと感じています。
これからも、様々な活動に対するご理解ご協力、そして最も熱いサポーターとしての応援をよろしくお願いいたします。
平成29年度学校評価
~1年間の松女総決算、たくさんお世話になりました~
2月9日(金)、本校において第3回学校評議員会及び学校評価懇話会が開催されました。学校評議員会では、柴生田評議員、新評議員、坂本評議員ご出席のもと今年度の松女の取組についてそれぞれ振り返りながら意見交換が行われました。
部活動の活躍や様々な学校行事に地域との連携交流事業は、どの事業も素晴らしく、かつ大きな成果を上げている取組との評価をいただきました。その一方で学力向上や進路実績の向上などについては、より一層、生徒の意識喚起が必要との意見も出されていました。
その後、行われた学校評価懇話会では新たに評価懇話委員として保護者及び生徒が加わり、今年度の松女の取組についての総括が行われました。評価懇話会では、校長より一年間の取組について動画を含めた30分程度のプレゼンの後、各委員間での意見交換が行われました。今回の評価懇話会でいただいた主な意見は以下の通りです。
【学校評価委員】
・プレゼンを見て改めて体験活動や行事の多様さに感心した。生徒たちが本当に楽しそうにすべての行事に向き合っている。
・生徒の笑顔が最高。・HPを通じた学校の情報発信により松女の様子がよくわかった。保護者の間でも好評である。
・第2回学校評価懇話会でのワールドカフェの取組がよかった。
・松女生には、伝統を受け継ぎ、品格をもった「凛として輝く」女性となってほしい。
・学校がとてもあたたかい。こうした雰囲気がとても大切。応援したくなる学校として「学校力」がとても高い。
【生徒代表】
・松高など生徒同士がもっと交流できる企画するなど他校との交流をもっと活発化したい。野球応援など学校全体に広げていきたい。
・登下校では通学路での危険防止を含めて交通マナーなど継続的に注意喚起が必要。
【評議員】
・素直な心で何事も取り組むことが大切。学ぶ心を大切にして努力を惜しまない人になってほしい。
・地域に配布されている学校情報誌を通じて口コミで良い評判が広まっている。
・松女生には「凛として輝く」の精神を大切にして自分にもっと自信をもってもらいたい。
・松女生には夢を持ってもらいたい。夢があるから目標ができる。そしてそこから進路が見えてくる。
以上、各委員からのご意見を要約したものであり、一部において表現やニュアンス等に違いがあるかもしれませんが、ご容赦いただきたいと思います。
最後に、ご多用の中、各委員の皆様におかれましては本会議にご出席いただき貴重なご意見をいただきましたことに感謝申し上げます。今後皆様からいただいたご意見をもとに松女の素晴らしさ、良さにより一層磨きをかけて、いつまでも地域や保護者、そして生徒の皆さんに愛される学校として「松女、いいね~!」に取り組んでまいります。
マラソン大会実施される!!
マラソン大会で自分ベスト!~苦しくたって、コースの中では平気なの?~
平成29年度松山女子高校マラソン大会が絶好の天候にも恵まれて、国営武蔵丘陵森林公 園内の10Kmコースで行われました。
今年は降雪のため一部コースが変更となりましたが、当日は走っていると暑いくらいの絶好の天候。やはり、松女生の普段の心がけなのでしょうか? 体育委員の力のこもった選手宣誓から、松女生が待ちに待った? マラソン大会のスタートです。
私は、専門家ではありませんが、長距離走は、一般的に努力や練習の成果がその記録やパフォーマンスにあらわれる競技だといわれています。つまり、苦しいとき、つらいときにどれだけ頑張れるか。どれだけ前に一歩をすすめられるか。こうした自己との闘いの中で自身の意志の強さが問われるスポーツです。
昨日の自身を振り返って、どうだったのでしょう。大会開会式で、「それぞれの自己ベストを…」と生徒諸君に呼びかけましたが、自己ベストは更新できたのでしょうか。自己ベストとは、何も早いとか遅いとかだけではありません。自分自身との闘いで過去にはみられないほど自分に勝つことができたのか? 今までの自分を振り返って自分の中でベストを尽くすことができたのかが問われるのです。そう、それが自分ベストです。
最終的評価は、皆さん自身の自己検証に委ねますが、ゴール地点で、私はすべての松女生のゴールの姿を見ていましたが、その姿から松女生の全員が本当によく頑張っていると感じました。まさに生徒一人一人が自分のベストを尽くした走りだったと思います。
また、ゴール付近で役員をしていた運動部の生徒たちは、大きな声でゴールしてくる生徒たちに声援を送っていたのが、とても印象に残っています。役員をしている自分ができることは何だろう?もちろん、役員としての仕事や役割を果たすのは当たり前なのでしょう。しかし、それだけではない自分としてのベストを尽くす。そんな自分ベストの姿を役員生徒たちから感じました。まさに、松女生の皆がベストを尽くした大会であったのではないかと思います。本当にお疲れ様でした。
最後になりましたが、今年は、60名をこえる保護者の方々に役員としてご協力をいただきました。また、競技中は、生徒たちに熱い応援ありがとうございました。これからも、たくさんのご協力・ご支援をよろしくお願いします。
マラソン大会 入賞者一覧
1位 2年4組 齊藤 茜、2位 1年4組 染野 朋花、3位 2年8組 矢部 志織
4位 2年1組 川田 莉穂、5位 1年2組 荻野 真夕、6位 1年6組 鈴木 里帆
7位 2年8組 野澤 亜未、8位 1年1組 佐々木 楓、9位 1年7組 吉成 操希
10位 2年4組 鷲巣 楓香
皆さんお疲れ様でした。