2018年4月の記事一覧
進路相談会開催
進路相談会開催~自分にいちばんの学校をさがそう! ~
4月25日(水)、14:30から紫雲閣にて高校生と保護者を対象とした大学・短大・専門学校による進路相談会が行われました。国公立大学を含む、大学・短大で60校近くの県内外からの学校が参加していました。多くの松女生及び保護者が各大学のブースで個別相談を受けていました。昨年に比べて、本当にたくさんの生徒たちが参加し、人気大学ではブースに行列ができるほど盛況でした。また、友人たちと数名で担当者から説明を受けている姿もありました。
この時期の進路相談会は、なるべくたくさんの学校情報を手に入れて比較検討するいい機会です。学校の雰囲気や取組、さらには入試なども各学校によってまちまちです。今日のこの機会を活用して多くの情報を収集し、これから各学校で行われるオープンキャンパスなどに役立ててほしいと思います。
何事も準備、段取りが大切です。自分の第一志望への進路実現を果たすためにも、今から用意周到にいい準備を整えていきましょう。
きらめき出前講座② 「STOP! 児童虐待」
「STOP! 児童虐待」~ オレンジリボンのメッセージ~
4月25日(水)、3年生の家庭科選択科目「子どもの発達と保育」の授業で、第二回東松山市きらめき出前講座を実施しました。このきらめき出前講座は、東松山市が生涯学習の一環として市の人材資源を活用してさまざまな社会における課題や情報等を出前するものです。
今回は、「児童虐待」をテーマとして、東松山市子育て支援課の森田副課長と社会福祉士(ケースワーカー)の佐藤裕子さんにお越しいただき、授業を行っていただきました。
授業では、児童虐待に関する全般的なデータに基づく東松山市としての行政的支援としての取り組みなどについて丁寧に教えていただきました。
一方、社会福祉士の佐藤さんからは、児童虐待についての基礎的知識として、「身体的虐待」「性的虐待」「ネグレクト」「心理的虐待」のそれぞれについて事例を交えた説明がありました。
そして、虐待を防ぐためにも「なぜ虐待が起こるのか」、「しつけと虐待の違いは」について生徒に考えさせ個々に発表させると生徒からは松女生らしい思いやりのある的確な意見が多数出ていました。こうして、自ら考え意見交換を行うことで児童虐待の実態やその生育に与える影響などについて十分理解が深まったものと思われます。さらに、虐待に気づいたら具体的にどうしたらよいのか、何ができるのか、何をすべきなのかについての意見交換も行われました。
また、具体的な支援についての説明では、一つのケースに対してたくさんの関係者の協力が必要であり、子どもに関わる多くの職種の人たちが相互に補完しあって支援していく体制、チームとしての支援体制の必要が身に染みて感じることができた様子でした。
子どもに関わる職種にはいろいろなものがあります。こうした様々な人たちの支援や努力、そして社会や地域での関わりが豊かな人間性を育み、子どもが大人として育っていくということをまさに実感することができた授業でした。
今日のなかなか重たいテーマでの授業においても、わかりやすく丁寧な言葉でやさしく教えてくださった講師の先生方ありがとうございました。
「未成年飲酒防止等キャンペーン」
4月18日(水)、東松山駅において「未成年飲酒防止等キャンペーン」が行われました。このキャンペーンは、比企小売酒販組合が主体となって、社会貢献活動の一環として、未成年者の健全育成・非行防止等の観点から、また、適正飲酒や社会における適正な飲酒環境の整備を目的とし、広く「未成年者飲酒防止」及び『飲酒運転撲滅」の重要性を訴え、意識高揚を図るための啓発活動です。
こうした街頭キャンペーンに、松女生を代表して松女生徒会本部の13名が参加いたしました。午前7時から東松山駅東口及び改札口にて、「のぼり」を掲げ、通勤・通学途中のビジネスマンや高校生を中心に街頭歩行者に対して、「お酒は20歳になってから」と書かれたPR用チラシ入りティッシュを配布して、未成年飲酒防止並びに飲酒運転撲滅を呼びかけました。
当日は、警察や税務署の方々や東松山のゆるきゃら「まつくん」と「あゆみん」も参加して、賑やかにキャンペーンが行われました。生徒会の皆さん、まさに松女の「顔」としての活躍ご苦労様でした。
きらめき出前講座①「子育て支援」
「東松山市の子育て支援」 ~ あなたの子育て応援します~
本日、3年生の家庭科選択科目「子どもの発達と保育」の授業で、東松山市きらめき出前講座を実施しました。このきらめき出前講座は、東松山市が生涯学習の一環として市の人材資源を活用してさまざまな社会における課題や情報等を出前するものです。
今回は、保育の授業ということで「子育て支援」をテーマとして講座を設定して、東松山市子育て支援課の森田副課長と子育てコンシェルジュ(子育て支援相談員)の森田さんにお越しいただき、授業を行っていただきました。
授業では、東松山市の子育て支援に係る様々な取り組みや施設での活動などを丁寧に教えていただきました。生徒たちも、東松山市に通学していても知らないことがたくさんあったのではないでしょうか? 私自身、子育て支援に係る取組や活動に知らなかったことが多く自分自身大いに反省いたしました。
一方、子育てコンシェルジュの森田さんからは、自身の保育士時代の体験として、保育士という仕事の魅力や仕事内容、そしてやりがいなど保育士を目指す生徒たちにとっては、レアなお話で大いに役に立ったのではないでしょうか。また、保育士に限らず、社会で活躍するためにも「弱みと強み」を知ること、「自分の引き出しをたくさん持つこと」といったアドバイスがとても印象に残りました。
保育士をめざす生徒さん、いや保育士に限らずこれからの社会で活躍される生徒諸君、「自分を知る」ことはとても大切です。そのためにも、いろいろなことにチャレンジして「自身の強みと弱み」を理解したうえで自らの可能性を探っていきましょう。こうしたチャレンジがまた、君たちの引き出しを増やしていくのです。
『1年生オリエンテーション合宿』その② ~いよいよ松女生!?~
オリエンテーション合宿2日目、9時からは英語、国語、数学の勉強法。、10時からは、河合塾「学びみらいPASS」によるアセスメントのR-CAP(適性及び興味関心を測る)とLEADS(学習生活パターンを測る)を実施しました。これらは、河合塾と京都大学との共同調査に基づいて開発されたキャリアアシスタントプログラムです。客観的に自分を知る手がかりになると同時に、進路意識を高める機会ともなります。
そして、いよいよ合宿も終盤。昼飯前の漢字テスト。皆必死に取り組んでいました。昼食後には、合宿の総仕上げ。そう、校歌指導です。入学式翌日より取り組んでいる校歌合唱。合宿最後の合唱で、「松女生」としての認められる合格点はでるのでしょうか? 校歌合唱は、コンクールではありません。「上手さ」を競うのでなく、「それぞれ個々の思いを競うもの」なのでしょう。新入生の松女を思う思いが、校歌合唱に込められれば聴いている人に感動を与えられる素晴らしいものとなるのでしょう。音楽の吉田教諭から、校歌の歌詞に関する説明がありました。どのような思いで校歌がつくられたのか、この歌詞に込められた思いとは等々、このように歌詞の意味を考えることで一年生たちの松女生としての意識が高められたのではないでしょうか。最後、クラスごとに肩を組んでの大合唱。肩を組んで、大きな声を出して歌っている一年生の姿は、まさに松女生そのものであった。合宿最後に、松女生としての校歌合唱。お見事です。しかし、「ホンモノ」の松女生は、まだまだ奥は深いもの。少なくとも、後夜祭での門外不出「松女ダンス」の洗礼を受けることなくして「ホンモノ」の松女生とは語れないのかもしれません。
いずれにしても、1泊2日でしたが、合宿お疲れ様でした。最後にビブリオバトルのクラスチャンプが表彰されましたが、これからも、いろいろなことに元気よく果敢にチャレンジする松女生としての活躍を期待しています。
さぁ~、始まりました!! 『1年生オリエンテーション合宿』
4月13日(金)、松女の1年生は1泊2日のオリエンテーション合宿が始まりました。場所は熊谷市にある「ホテル ヘリテイジ」。森林公園駅から貸し切りのバスで来た生徒、保護者の車で来た生徒と、ホテルまでは人それぞれですが、みんな少し大きめのバッグを持って会場に入っていきました。少し緊張で顔がこわばっている生徒、もう友達ができてわいわい言いながら、開校式を待っている生徒。開校式の後は、恒例の音楽科吉田みどり先生による挨拶練習と校歌指導。わずかの時間でしたが、まさに日本一の校歌合唱が歌えるようになりました。続いて、柿崎進路指導主事による進路講演会がありました。松女での進路に対する心構えを教えてもらいました。昼食の後、いよいよクラスごとに分かれ、「国・数・英の勉強方法」と「ビブリオバトル」が開始されました。皆さんの高校生活への不安が、きっとこの合宿で期待へと変わっていくことでしょう。
新入生から「松女生」へ~STEP② 生徒会入会~
4月12日(木)の5,6限、体育館において新入生対象に生徒会主催のオリエンテーションが行われました。
このオリエンテーションのプログラムは、①生徒会入会式 ②生徒会説明会 ③部活動紹介の三つの柱により構成されています。
まずは、生徒会入会式。生徒会本部役員全員が紹介され、生徒会長吉田さんからのあいさつ、そして新入生代表の入会宣言。これで、一年生も立派な松女生?となったのでしょうか。一年生代表の小池さんの宣言は力強くとても立派なものでした。これからの松女生としての活躍が大いに期待できるものです。
続いて、生徒会説明。ここでは、生徒会主催行事についてそれぞれの担当からの説明がありました。会長の吉田さんからは生徒総会について、各行事は松女祭、体育祭、球技大会、予餞会について、その他生徒会選挙や部活動の入部についての説明がありました。
最後は、部活動の紹介です。運動部、文化部あわせて32の部活動紹介が行われました。松女では全員部活動加入制をとっています。高校生活における部活動の意義は本当に大きいものです。様々な技術やスキルの向上以上に、同じ目標をもった仲間とのお互いに切磋琢磨しあうことで生まれる絆や努力。一所懸命やればやるほど、君たちの成長を支える血となり肉となる「頑張りぬく力」が育まれるものです。礼儀やマナー、優しさや思いやりなど人として大切にしなければならないものを涵養するにはもってこいの場なのです。仮入部期間などを通して、自分自身の成長につながる部活動を選んで、全精力を注いでみましょう。
新入生から松女生へ~STEP① 校歌練習 ~
4月10日、入学式から一夜明けて、新入生から松女生としての初めての学校です。LHRに課題テスト、各種オリエンテーション等々と本当に中身の濃い一日だったのではないでしょうか。中学時代には最上級生として堂々たる姿で学校生活を送っていたのでしょうが、高校に入学すると新入生としてまだまだ硬い表情がなかなかとれていない様子も見てとれます。
これから、新入生から松女生への道のりが続いていきます。本日のオリエンテーションでは、合宿やビブリオバトなど「新入生」から「松女生」にむけてのステップロードについての説明があったかと思います。めまぐるしい日程の中においても、「松女生」にむけてのステップを着々と歩み出してほしいと思います。
今日は、そのステップ①として二時間にわたり校歌練習がありました。松女に限らず校歌はいいものです。卒業して何年たっても、同窓生との絆を確かめ合うものとして、おやじギャグではありませんが、校歌の効果は抜群です。男子校などで見られる肩を組んで校歌を歌う姿などは、母校に対する愛着や自らのアイデンティティーとして、仲間同士の連帯感、一体感の象徴として校歌が重要な役を果たしているといえるのではないでしょうか。
松女では、校歌に対する思いはもちろん、そのクオリティーは県内で群を抜いているものと言えます。新入生の皆さん、松女生への第一歩としては、やはり校歌を歌いきることがマストでしょう。
環境の変化の中で、疲れもたまり大変かと思いますが、松山女子高校創立93年にわたる多種多様な洗礼を存分に楽しんで味わってください。
第73回 入学式
第73回 入学式
4月9日(月)、平成30年度 埼玉県立松山女子高校 第73回 入学式が挙行されました。当日は、天候にも恵まれ、ご多忙にもかかわらず東松山市立南中学校長 市川校長先生、石川PTA会長、新 後援会長、坂本同窓会帳をはじめとするたくさんのご来賓並びにたくさんの保護者の皆様方ご臨席のもと盛大に開催され、322名の松女生が誕生いたしました。
真新しい制服に身を包んだピカピカの松女生たちは、緊張した面持ちの中にも松女生活にかける意気込みや思いがその引き締まった表情にあらわれ、凛とした空気に包まれたまさに松女ならではの素晴らしい入学式となりました。
音楽部員による校歌合唱の洗礼を受けた新入生たちは、一様に松女生活が始まりを感じるとともに本当に松女生になるんだという実感と自覚を感じたのではないでしょうか。
新入生代表の「誓いの言葉」では、「入学したことがゴールではない。ここからが始まり。松女生活の中で新しいことに全力で挑戦し、多くの経験を積み充実した高校生活を送ることで立派に、松女の伝統と歴史を自らの意志で引き継ぎ凛として輝く女性として成長します」と力強く誓っていました。
新入生の心意気、とても立派です。これからの3年間、苦しいことも辛いこともたくさんあるかと思います。しかし、新入生の君たちには、大きな夢と今日ここに入学を迎えた322名の仲間がいます。皆で、支えあい力を合わせてお互いがよりよく成長できることを心より願っています。
平成30年度1学期始業式
4月9日(月)に、着任式及び始業式が行われ、松女の平成30年度がスタートしました。この4月より新たに松女に着任した先生方の着任式では、松女生の新着任の先生方に対する表情や眼差しが、とても優しく温か味のあるもので皆さんのウェルカムの気持ちが十分伝わっていました。さすがです。
そして、始業式。式典で聴く松女名物の校歌合唱は何度聞いても感慨深いものです。やはり、松女を思う気持ちのあらわれなのでしょうか。新着任の先生方への松女流「おもてなし」なのでしょうか、さすがです。1年前、この松女に着任した当時の気持ちが沸々とよみがえり、心が癒されるとともに初心に戻るというか、当時の衝撃が今も思い出され胸がとても熱くなりました。
始業式では、「ワンランク上の自分を目指して本気になろう」と呼びかけました。「本気になる」とはどういうことなのか。「本気になる」にはどうしたらいいのか等々。話を聞いている松女生の表情を見ていると、今年も「やってくれる」ことを十分予感させる気迫と目力を感じました。
生徒指導主任からは、社会の成り立ちや社会における関係性について触れ、ワンランク上の自分を目指すためにも当たり前のことは当たり前に、もっと広い視野と高い目標をもって高校生活を送ることとの話がありました。最後には、春休み中に行われたソフトテニスの北部地区大会第3位の表彰が行われました。おめでとうございます。
このように、新3年生、新2年生いずれも今年にかける意気込みが感じられ、凛として張りつめた空気の中で始業式が行われました。