2018年9月の記事一覧
第2回 学校説明会 開催
9月22日(土)、14時より第2回学校説明会が本校の体育館で行われました。空手道部の演武から始まり、在校生(特進生、一年生)からのお話し、いかがでしたか。また、全体会終了後の部活動見学及び生徒の案内によるキャンパスツアー。まだまだ、行き届かない点が多々あったかと思いますが、ご多用の中、500名をこえるたくさんの中学生及び保護者の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
チャンプ本は誰の手に ~ ビブリオ松女大会~
「ビブリオバトル松女大会」決勝ラウンド開催
高校生がお薦めの本の魅力を語り、聴衆が最も読みたい本に投票する書評合戦「ビブリオバトル2018松女大会」の決勝ラウンドが松女図書室で行われました。
ビブリオバトルとは「本」を意味するラテン語由来の「ビブリオ」と、「闘い」を意味する「バトル」を組み合わせた造語。参加者がお気に入りの本を持ち寄り、順番に5分間で、その本の魅力などを紹介する書評ゲームです。全員が発表し終えたら、「どの本が読みたくなったか」を基準に全員で投票を行い、最も票を集めた本を「チャンプ本」とします。若者の読書推進イベントとして注目を集めています。
決勝ラウンドは、2年生の嶋田由美さん「もったいないばあさん」、間千聖さん「図書館戦争」、佐々木香遥さん「この世界にiを込めて」、赤羽ののかさん「優しい死神の飼い方」、1年生で松下琳香さん「フォルトナの瞳」、清水野乃花さん「シャーロック・ホームズの栄冠」の6名のバトラーで争われました。
どのバトラーも出だしのつかみに工夫がされていて、聞いている人たちの心をつかんでいたのではないでしょうか。本の作者と同様にバ人トラーによる5分間のストーリーが聞いている人たちにハラハラドキドキといった一種の高揚感を与えてくれました。素晴らしかったと思います。
今回の大会では、チャンプ本は2年生の赤羽さんの「優しい死神の飼い方」、準チャンプ本は佐々木さんの「この世界にiを込めて」に決定いたしました。
二人は、11月4日、桶川文学館で行われる埼玉県大会に出場することになります。皆さん、松女バトラーの活躍を是非応援しましょう。また、今回のビブリオ大会に参加したバトラーの皆さん、大変お疲れ様でした。これからも、君たちの推薦本を多くの松女生たちに紹介してもらいたいと思います。
「異校種交流」~共生社会の実現へ~
川島ひばりが丘特別支援学校との交流!
9月12日(水)、今年も共生社会の実現を目指して、川島ひばりが丘特別支援学校との交流を行いました。県立川島ひばりが丘特別支援学校は、肢体不自由特別支援学校として、平成12年に開校し、現在では小学部・中学部・高等部・訪問教育部の児童生徒が学んでいます。また、校地はとても広くて施設設備も整っている川島ひばりが丘特別支援学校は、何度訪れても、その素晴らしさに圧倒されます。そして先生方の熱意と一人ひとりの子どもたちと真摯に向き合っている姿にはいつも「さすが」と感動ものです。
今日は、25人もの松女生が交流を深めるために、川島ひばりが丘特別支援学校を訪れました。エントランスでの登校見学。たくさんのバスが学校に次々と到着。この時ばかりは、先生方も大忙し。校内施設見学後には、はじめの会です。高等部の生徒たちとのフルーツバスケットで一気に盛り上がってきました。
全体でのはじめの会終了後、各クラスごとに分かれての交流でした。ものづくりや藍染めなどの体験、運動などそれぞれ工夫された交流に松女生たちもどんどんと交流を深めたていった様子が伺えました。始めは、なかなか表情が硬かった松女生もしだいにいつもの松女生として振る舞っていました。
特別支援学校の生徒たちとの交流はいかがでしたか。今回の交流が初めての松女生も多かったと思いますが、有意義で充実した時間を共有することができたのではないでしょうか。
今回の交流を通じて参加した松女生の気持ちが共生社会に向けての確かで確実な一歩となることを期待していてます。お疲れ様でした。
部活探訪~松女ソフトボール部~
全国の強豪校と初雁キャンプ
9月15日(土)~17日(月)の三日間にわたって全国の強豪校が17チーム集まり、川越初雁高校(3日間)、松山女子高校(16日・17日)を会場として初雁キャンプ(オープン戦)が行われました。
初日はあいにくの天候でしたが、二日目、三日目と順調に試合を行うことができました。それにしても、全国レベルの強豪校は、さすがに一つ一つのプレーにキレがありました。私のような素人ですら「すごいな」と感じることができるほどのものです。
こうした環境の中でプレーできる松女ソフトボール部はとても恵まれています。何しろ、全国トップレベルの選手たちと試合や練習及び交流を持てるわけですから。是非、彼女たちのプレーからいろいろなことをたくさん学びとってほしいと思います。公立の雄松女ソフトボール部が、埼玉県の雄として、いつもお世話になっているこうした全国の強豪校たちと肩を並べてお互いに切磋琢磨していく環境をこれからも続けてほしいと思います。
今年の夏も猛暑の中で大変厳しい練習で自分たちを磨いてきたソフトボール部員へ。やるからには、目指すは「テッペン」でしょうか。高みの目標をもって本気になって自身を追い込んでいくことで自ずと「やりきる力」が自信となってついていくものです。辛く苦しい時があればあるほど自分自身が成長している証だと思ってください。地産地消の秋田県立金足農業が甲子園で準優勝できたのも、本気で優勝をめざし、自分たちのやるべきことを信じて疑わずやり続けたからこそできたのです。
いつも、明るく元気よく、あいさつの励行を怠らないソフトボール部員たちへ。踏み出せ その「第一歩」を。頑張れソフトボール部!
最後に、遠方よりお越しいただいた各学校の監督、選手の皆さん、大変ありがとうございました。これからも、よろしくお願いします。また、試合当日たくさんの保護者の方々及びOG、並びに多くの関係者の皆様方に応援いただきました。皆様方のお力添えが選手たちに感謝の気持ちと勇気を与えてくれます。これからも、松女ソフトボール部の応援よろしくお願いいたします。
参上! 川島中文化祭
川島中文化祭 これからも伺います!松女書道ガールズ
9月8日(土) わが松女書道ガールズが川島中学校の文化祭に出演いたしました。1年生20人を新たに加わえ、1,2年生だけでの初めてのパフォーマンス。初陣とは思えない、とてもはつらつとして元気があって素晴らしいパフォーマンスだったと思います。
川島中の生徒たちも圧倒されていたのか、見惚れていたのか、皆さん静かに?パフォーマンスに見入っていました。そして、最後にお礼の言葉をいただいた川島中の生徒からは「はね」、「とめ」など書道の核心に触れる言葉をいただきました。おそらく、書道に精通している生徒さんなのでしょう。是非、松女書道部への入部を期待しています。
パフォーマンス終了後に、川島中学校の校長先生、川島町教育長先生より、大変ありがたいお喜びの言葉をいただきました。川島中学校の生徒さんや先生方そして、多くの保護者の方々もきっと満足することができたのではないでしょうか。
最後に、部長からのあいさつ。今回の御礼とこれからの意気込みなどを口上するものです。書道部の部訓ともいえる「凡事徹底」を旨として精進していくという内容のくだりがありました。この言葉は、常々君たち松女生に最も大切にしてほしい言葉ではないかと感じています。
世間では「デカいことや派手な事」ばかりが目を引くこととしてもてはやされています。しかし、そんなことよりもっと大切なことは日々の当たり前のことを当たり前に行うことです。さらに、それを繰り返すことによって、当たり前以上に誰もまねできないほど当たり前にやる。それが、どんなに大切なことなのか、わかるようになれば人は強くなれます。「凡事徹底」書道部いやすべての松女生に大切にしてもらいたい言葉です。
生徒会立会演説会 ~松女の歴史を創る~
松女の歴史を創る力とは?
9月6日(木)の6限に次期生徒会本部役員立候補者による立会演説会が体育館で行われました。生徒会活動は、学校の自治的な特別活動、そして生徒諸君の公民的資質や自立心の涵養においてもとても重要な教育活動演です。そこで、演説会及び投票が行われる前に生徒諸君に対して次のことを話しました。
皆さん、こんにちは。
これから、生徒会役員選挙に立候補した皆さんの立会演説が行われます。その前に一言君たちに伝えたいことがあります。
今日、一時間目に1年8組で世界史の授業を受けました。テーマは、「歴史を動かす力とは」です。いくつかの歴史事象の中から、「歴史を動かす力」を探るもの。多くの班の答えは、「人」でした。中には、「人間の持つ欲求」として内面にまで深く切り込んだ答えもありました。
人間一人ひとりの力は微々たるもの。しかし、歴史を動かしたり、歴史に大きなうねりをもたらすのは、様々な社会環境や自然環境の変化をきっかけとしているかもしれないが、その推進力は紛れもなくその時代を生きる人なのかもしれない。
松女は今年で93年目を迎えます。この100年近くの松女の歴史をうねりをもって動かし創り上げてきたのも紛れもなくその時代を生きた松女生である。
そして、これからの松女の歴史を創り上げるのは、松女という組織体としての学校ではないし、もちろん我々教員でもない。ここにいる松女生、君たち自身なのである。
当たり前だが、君たちはもはや子どもでない。選挙権をもつ主権者もいれば、新たな法改正に基づけば成人を迎える立派な大人。ならば、子どものように学校や他者に対して「何かがほしい」とか「こうしてほしい」といった依存的姿勢からは決別していこう。
松女の歴史を担う松女生だからこそ、「松女が君たちのために何をしてくれるのかを問うのではなく、君たち自身が松女のために何ができるのかを問うてほしい」
「私はこうありたい」「私ならばこうする」等々。君たち一人ひとりが学校そのものにコミットすることが、松女の歴史を積み上げていく「動かす力」となるのです。
そして、今ここに立候補している生徒会役員候補の諸君には、そのうねりのかじ取りを担う役割を感じ取ってほしい。君たちのもとで、松女の成長ストーリーとその具体的なロードマップが策定され、昨日より今日、今日より明日に向けて成長進化を遂げる松女に期待したい。
立会演説会では、予定通り候補者と応援演説者の演説が滞りなく行われました。誠実さ、責任感、明るさ、謙虚さ等々、松女生らしさを個々の特徴として松女を「より善く」していきたい気持ちが伝わってきました。「より善い松女」を目指して皆さんの心意気と覚悟に期待しています。
授業探訪①~「歴史を動かす」~
「歴史を動かす」 ~知識構成型ジグソー法を用いたAL授業~
9月6日、授業力向上研修の一環として1年生の世界史の時間において知識構成型ジグソー法を用いたAL授業が行われました。 今回の授業では時代・地域の枠組みにとらわれず、歴史を動かす要因という大きなテーマに基づいて複数の歴史的事象を取り上げていました。具体的には、「綿織物工業と産業革命」、「大航海時代の大陸間の交換」、「中世の気候変動と人口」です。
授業者の狙いとしては、世界史の大きな流れや地域間の共時性・共通性、時代や地域を超えた大きな傾向などについての考え方に触れ、視野や見方を広げる機会とし、グローバルヒストリー、環境史、歴史人口学、文化人類学などの要素を取り入れて歴史を多角的にとらえる姿勢を身につけることを目指すという。
さて、授業であるがメイン課題に取り組む個別活動から始まり、エキスパート活動そしてジグソー活動といつも大人しめな松女生たちも、グループごとに活発な意見交換を行っていた。そして、最後のクロストークであるが、やはり時間が足りない。すべてのグループからの発表を行うことはできなかったものの、すべてのグループからの答えを提示することはできた。もう10分あるとより内容の濃い発表ができたと悔やまれる。
しかし、内容的には「考える歴史」として生徒個々が「歴史」に対して大きな掴みを体感するこができたのではないかと思われる。そして、歴史事象のみならず、社会全般に係る課題や事象に対しての多面的な見方や考え方の大切さを感じ取ることができたのではないだろうか。
こうしたものの見方や考え方が、これからの社会において汎用性の高い力、いわゆるジェネリックスキルにつながっていくのだと思います。これからも、松女では一層の授業力向上をめざし、数々の授業研修を続けてまいります。
2学期が始まりました、留学生も来ました!!
「2学期が始まりました、留学生もやって来ました」!~過ごしやすいこの季節、充実させよう 松女ライフ~
曜日の関係で、9/3(月)に第2学期始業式が行われました。これまでの高温からして残暑厳しいのかと思っていたら、それほどの暑さでもなく、無事に始業式を終了することができました。始業式のあと、留学生があいさつをしました。アメリカからやってきたアラセリ カリヨメダラノさんです。今日から1年間1年4組の仲間です。夏休み期間中に表彰された部活動等の表彰式も行われました。受賞者一覧を下に掲載します。
大会名 | 表彰名 | 受賞者名 | |
第61回埼玉県合唱コンクール | 金賞 | 音楽部 | |
県知事賞 | |||
全日本合唱連盟理事長賞(総合1位) | |||
第42回全国高等学校総合文化祭書道部門 | 朝日新聞社賞 | 外薗 杏里 | |
第34回高円宮杯日本武道館書写書道大会展覧会 毛筆の部 | 東京新聞賞 | 山本 彩由 | |
全国優秀団体賞 | 松山女子高校 | ||
第19回高校生国際美術展 書の部 | 奨励賞 | 岡部 結衣 | |
栗山 愛海 | |||
松本 香澄 | |||
第20回関東地区高校生文芸大会茨城大会 | 句会賞 | 廣瀬 真生 | |
第42回全国総合文化祭 短歌部門 | 文化連盟賞 | 今泉 汐梨 | |
第第59回埼玉県吹奏楽コンクール地区大会 高等学校Aの部 | 銅賞 | 吹奏楽部 | |
第56回関東地区空手道選手権大会 高校生女子形競技 | 敢闘賞 | 小林 祐希 |